2005年3月ミーテング

 

●場所 新津市民会館第三会議室
  •  JA0UW/吉田さんの0-V-1の話し。
    回路図を追いながら動作を考えました。
    帰還回路(再生)・電源回路など、今の無線機の考え方そのものなんですね。
    まさに温故知新です。
    「今更真空管なんて」と思うのは全くの杞憂。新しく自作された実物で説明してくれました。
     
  • JA0YI/落合さんの「開局当時の話」。
    昭和35年(1960年)、45年前からの話しです。
    国家試験にしろ、落成検査にしろ、カードの転送にしろ、  
    過去(歴史)を知ることによって現在が見えてくるものですね。
    「古きを訪ね新しきを知る」とはまさにこのことだと思いました。
    当時の自作のダブル・スーパーを持参されました。
    2nd IF が50[KHz] の力作です。
     
  • 少し、遅れてJH0OPR/森田さんが出席。
    いつもですが氏が現れるととたんに話が盛り上がります。
    つねに最新のプロの技術を披露してくれます。
    昨日はもっぱら光ケーブルの話でした。

    もう一つの盛り上がる要因として、
    プロとアマの通信に対するスタンスの違いがあります。
    我々は
      「日の出直前に1.8MHzでWとやった。」
      「Eスポで50MHzで北海道とやった。」
      「流星反射で144MHzで沖縄とやった。」
    と、偶然のQSOに一喜一憂しております。
    ところがプロは100%確実に通信が継続しており、
    一秒の欠落も許されません。
    この辺の処から我々は氏の話を斬新に感じるのでしょうね。
    とかく我々はハムを通してしか、通信を理解しておりません。
    氏と話す度に「通信の本質とは何なのか」を考えさせられます。
     

新津クラブ会長 JA0BUH